不動産売却の流れと費用
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不動産売却の検討
検討時のポイント
- 売却する不動産の査定をしてもらう。
- 金額や条件が合えば仲介を依頼する。
- 購入の申込みが愛理、価格・条件等の折り合いがつけば売却を決意する。
- 買主・売主双方の都合を調整し契約日を決める。
- 固定資産税通知書を用意する。(固定資産税折半の計算のため)
契約時の流れ
契約時にすること
- 通常、物件を管理している不動産会社の事務所で行います。
- 売主・買主同席の上、契約内容を確認し契約書に記名押印する。
- 契約のための手付金を受け取る。(通常売買代金の5~10%の範囲で受け渡しされます。)
- 所有権移転・代金受取の日時を決める。
契約時に必要なもの
- 身分証明書
- 認印
- 印紙代(売買契約書の記載金額に応じ1,000円~10,000円)
契約後の流れ
契約後にすること
所有権移転・代金支払
通常銀行にて所有権移転を行う。
買主側の銀行口座がある銀行支店、またはローンの場合は、申し込みをした銀行売主・買主同席の上、司法書士が代金の支払いと同時に所有権の移転登記手続きを行う。
契約後に必要なお金
仲介手数料
不動産会社の仲介により不動産を購入した場合は、仲介手数料として(売買代金×3%+6万円)+ 消費税10%
例)売買代金1,000万円とすると、仲介手数料388,800円
登記費用
※抵当権抹消手続き等がある場合
不動産譲渡所得税
長期譲渡所得と短期譲渡所得の区分
- 長期譲渡所得:譲渡した年の1月1日現在で所有期間が5年を超えるもの。
- 短期譲渡所得:譲渡した年の1月1日現在で所有期間が5年以下のもの。
譲渡所得税の計算
課税譲渡所得金額 = 譲渡価額 -(所得費 + 譲渡費用)- 特別控除
長期譲渡所得の場合
税額=課税長期譲渡所得金額×税率20%(所得税15%、住民税5%)
短期譲渡所得の場合
税額=課税短期譲渡所得金額×税率39%(所得税30%、住民税9%)
取得費と譲渡費用
取得費
譲渡した不動産の取得の際にかかった費用で、購入代金・仲介手数料や税金・登記費用などが含まれます。
譲渡費用
不動産の売却のためにかかった費用のことで、仲介手数料や広告料・登録免許税などが含まれます。